松尾神社(まつおじんじゃ)


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御祭神

大山咋命おおやまくいのみこと)だよ。

歴史

 弘治3年(1557年)社殿大破再建の記録により430年以前の創建であることがわかっているよ。慶長4年(1599)、真田信幸が社領地として高四斗二升九合の地を寄進したんだ。古来より酒造の守護神として酒造家の進行が厚く、酒造の神とされてきているんだ。また、『小県郡史』によればここの神職秦宿禰正明という人の祖先は、山城の松尾神社の神主家の分家と記されていてね、山城国の松尾神社と深い関係があることが分かるよ。

お祭り

 松尾神社のお祭りは古来三頭獅子の舞が奉納されるよ。

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 松尾神社の本殿は三代和四郎を襲名した富重の建築で万延元年(1860)に再再建したもので総欅三社の高床造りで3間一面の流れ造りで屋根は杮葺だったんだけど移転してトタン葺になったんだ。本殿の欄間 には龍が巻き起こす波に亀が泳ぎ鶴が舞い遊んでる姿や貫の木鼻には象の鼻など見事な彫刻が見れるよ。拝殿は文政10年北佐久郡茂田井村の別府左衛門秀信の建築で入母屋造の向拝なんだよ。屋根は移転の 時に茅葺からトタン葺に変えたよ。神社の本社は京都市右京区松尾町の旧官幣大社松尾神社で酒造守護の神として往古より酒造家の尊信があつくて遠くから参拝しに来た人もいる程だよ。以前は長久保の町 裏地籍にあってその当時は大ケヤキの森があったんだけど小学校校庭拡張のため移転したんだ。その際、四神(天の四方にある神で青龍(東)朱雀(南)玄武(北)白虎(西)の四獣)の祭祀が発見されたよ。